途上国のモノづくり、とその他もろもろ

先日、毎年オーダーをいただいているスイスの「フランジパニア」のナタリーから今年2度目のオーダーをいただいた。

彼女とのおつきあいはもう4、5年になる。
まだ、PAVANASARAの工房などなく、村のコミュニティーの女性たちに製作をお願いしていたころからのお付き合い。彼女は1年半にわたる世界を旅するバックパッカー生活の中で出会った各地のハンドメイドの製品を仕入れ、スイスで開かれるフェアトレードフェアやサンデーマーケットなど、イベント販売をしている。


昨年に、私が工房を立ち上げた理由も、すべて説明し、そのために以前よりもコストがかかり、商品代金に上乗せされる、という話も全て受け入れてくれて、この春、今年一度目のオーダーをいただくことができた。



ヨーロッパへの送料は安くはないし。
イベントでの販売、となると、値付けも難しいだろう、と想像する。



そんな中、先日、2度目のオーダーをいただいた。
感謝の気持ちがいっぱいで返事を送った。



その後、返ってきた彼女のメールを読んで、ほんの少しだけ悲しくなってしまったのだ。


彼女の返事はこうだった。

「この仕事でお金持ちになろうとは思わない。商品代金も、送料も高い。けれど、あなたやあなたの作り手たちをサポートしたいからやっているのよ。私のアジアにいるパートナーの人たちがハッピーになれるようにサポートしているのよ。」と・・・。


そうか・・・。
やっぱりその域なんだな・・・。

ボランティア感。





途上国のモノづくりと、その環境。







ビジネスとして成立させたい、心の底から思う。

途上国のハンドメイド製品のビジネスモデルになりたい。

わたしでは無理かな。

でかすぎるか。



でも「言霊」と信じよう。

あきらめず、口に出して人に伝える。


どこに出しても恥ずかしくない、

そして手に取ってもらえる製品を、

いつか、ヴィトンやグッチと並んで、パヴァナサラが販売されるような・・・。笑




(気持ちの面で目標。笑)




だめだ。手が震えてきた。


頑張らなければ。




フランジパニアのホームページ
Frangipanier
https://commerce-equitable.frangipanier.ch/